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12月01日-01号

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  1. 下松市議会 2021-12-01
    12月01日-01号


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    令和 3年12月 定例会(11回)令和3年12月1日令和3年第11回下松市議会定例会会議録第1号───────────────────議事日程  令和3年12月1日(水曜日)午前10時開会、開議 日程第1、会議録署名議員の指名について 日程第2、会期の決定について 日程第3、諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 日程第4、議案第58号 令和3年度下松市一般会計補正予算(第8号) 日程第5、議案第59号 令和3年度下松市国民宿舎特別会計補正予算(第2号) 日程第6、議案第60号 下松市体育施設条例の一部を改正する条例 日程第7、議案第61号 指定管理者の指定について 日程第8、議案第62号 指定管理者の指定について 日程第9、議案第63号 下松市附属機関設置条例の一部を改正する条例 日程第10、議案第64号 下松市工業用水道事業分水納付金に関する条例の一部を改正する条例 日程第11、議案第65号 下松市国民健康保険条例の一部を改正する条例 日程第12、議案第66号 下松市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 日程第13、監査報告第4号 例月出納検査報告について本日の会議に付した事件  日程第1から日程第13まで出席議員(19人)11番  浅 本 輝 明 君        12番  藤 井   洋 君13番  近 藤 康 夫 君        14番  永 田 憲 男 君15番  阿 武 一 治 君        17番  磯 部 孝 義 君18番  山 根 栄 子 君        19番  矢 野 忠 治 君20番  原 田 真 雄 君        21番  近 藤 則 昭 君22番  渡 辺 敏 之 君        23番  田 上 茂 好 君24番  松 尾 一 生 君        25番  中 谷 司 朗 君26番  村 田 丈 生 君        27番  中 村 隆 征 君28番  金 藤 哲 夫 君        29番  堀 本 浩 司 君30番  高 田 悦 子 君                      欠席議員(なし)                欠員(1人)説明のため出席した者       市長             國 井 益 雄 君       副市長            玉 井 哲 郎 君       教育長            玉 川 良 雄 君       上下水道局長         古 本 清 行 君       総務部長           大 野 孝 治 君       企画財政部長         真 鍋 俊 幸 君       地域政策部長         原 田 幸 雄 君       生活環境部長         松 井   淳 君       健康福祉部長         瀬 来 輝 夫 君       子育て支援担当部長      大 崎 広 倫 君       経済部長           鬼 武 輝 明 君       建設部長           原 田 克 則 君       教育部長           河 村 貴 子 君       消防長            原 田 保 寿 君       監査委員           棟 近 昭 典 君       選挙管理委員会事務局長    金 近 正太郎 君議会事務局職員出席者       事務局長           大 空 之 文 君       議事総務係長         引 頭 朋 子 君       議事総務課          貞 久 聡 子 君───────────────────────────────午前10時00分開会 ○議長(中村隆征君) おはようございます。ただいまの出席議員19人であります。 これから令和3年第11回下松市議会定例会を開会いたします。 本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 △日程第1.会議録署名議員の指名について ○議長(中村隆征君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、磯部孝義議員近藤則昭議員を指名いたします。 △日程第2.会期の決定について ○議長(中村隆征君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から12月15日までの15日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から12月15日までの15日間と決定をいたしました。 △日程第3.諮問第3号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて ○議長(中村隆征君) 日程第3、諮問第3号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) おはようございます。 諮問第3号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、御説明を申し上げます。 本市では、現在7人の人権擁護委員が法務大臣から委嘱されております。このうち、内山美保子委員の任期が来年6月30日に満了いたしますので、その後任委員の候補者の推薦について、議会に意見を求めるものであります。 私は内山さんに再任をお願いしたいと思っております。内山さんは中学校教諭として38年間教育に尽力され、主に障害のある生徒の支援等を行われてきました。令和元年人権擁護委員に就任され、山口県人権擁護委員連合会総務企画委員会委員としても活躍されております。長く教育に携わってこられた御経験から、社会的弱者とされる方々に寄り添い、支えていきたいという人権擁護意識を強くお持ちになられ、人権擁護委員としての要件を十分に備えておられます。 内山美保子さんの人権擁護委員候補者への推薦につきまして、よろしくお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第3号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、諮問第3号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、諮問第3号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。 お諮りいたします。諮問第3号は異議のない旨、答申することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、諮問第3号は異議のない旨、答申することに決しました。 △日程第4.議案第58号令和3年度下松市一般会計補正予算(第8号) ○議長(中村隆征君) 日程第4、議案第58号令和3年度下松市一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第58号令和3年度下松市一般会計補正予算(第8号)について、御説明を申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ2億9,200万円を追加し、補正後の予算総額を234億4,467万2,000円とするものであります。 議会費は、本会議場の音響システム更新費として100万円計上しております。 総務費は、定年延長制度導入支援に係る経費として88万円、市議会議員一般選挙及び県知事選挙入場券はがき様式変更に係る経費として、合わせて236万円を計上しております。 民生費は、市民武道館利用中止に伴う暫定利用のための施設改修に係る経費として59万円、中村総合福祉センター及び児童センター会計年度任用職員の人件費の増額として103万円、児童手当制度改正に伴う経費として189万円、母子健康手帳アプリ導入経費として27万5,000円、下松児童の家3・4建設事業費として800万円計上するとともに、国の補助金の補助率改定に伴う児童福祉総務費財源更正を行っております。 衛生費は、会計年度任用職員の人件費の増額として455万円、過年度事業の精査に伴う国庫支出金の返還金として70万6,000円、健康管理システム改修費として544万5,000円、新型コロナウイルスワクチン接種事業費の増額として、9,198万5,000円を計上しております。 商工費は、新型コロナウイルス感染症の影響による不況対策特別融資制度事業費の増額として1億3,371万円、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い休業要請を行った国民宿舎大城休業期間中の施設管理維持体制持続化事業費に係る国民宿舎特別会計への繰出金の増額として383万円を計上するとともに、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用に伴う商工業振興費財源更正を行っております。 土木費は、災害発生土処理場建設事業費として3,500万円、工事の延期に伴い新斎場周辺環境整備事業費を2,000万円減額しております。 教育費は、文化会館新型コロナウイルス感染症対策経費として26万6,000円、寄附に伴う図書等購入費の増額として60万円、市民武道館利用中止に伴う暫定利用のための備品購入経費として、440万円を計上しております。 公債費は、市債の一部繰り上げ償還として970万円を計上しております。 予備費は、578万3,000円を増額計上しております。 以上の財源として、国庫支出金県支出金、寄附金、繰入金、繰越金、諸収入及び市債を充当、調整するものであります。 また、下松児童の家3・4建設事業新型コロナウイルスワクチン接種事業災害発生土処理場建設事業及び大海線道路新設事業について繰越明許費を設定するとともに、下松市東陽コミュニティーセンター指定管理料、下松市農業公園指定管理料、令和元年度徳山下松港東海岸通り埠頭造成事業負担金、令和2年度徳山下松港東海岸通り埠頭造成事業負担金、平成22年度港湾整備事業資本費平準化債償還負担金小学校給食センターLPガス供給業務市民交流拠点施設警備業務及び公民館施設警備業務について、債務負担行為を設定するものであります。 以上、概略を説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。永田憲男議員。 ◆14番(永田憲男君) おはようございます。 補正予算第8号、2点ほど衛生費と商工費に関しまして、質問させていただきたいと思います。 まず、商工費でございますけど、今年度の決算で昨年はほとんど件数がなかったように記憶しております。確か3件から4件ぐらいだったような記憶でございますが、委員会でもお聞きいたしましたが、昨年はゼロゼロ融資というかそういったものが利用が多かったために、そういった結果が生まれたと説明を受けております。 今年の3月その制度が終了し、件数が増えたように把握をしておりますが、現実的に、今、どのぐらいの件数が増えているのか、またどういった業種にそういった傾向が見られているのかをまず把握しておればお聞きしたいと思います。 それと、今、現況、当局は地域の経済の現状をどのように把握していらっしゃるか、その点をまず一つお聞きいたします。 それから、続いてワクチンの関係でございますけど、今、世界の主要国が新型ワクチンブースター接種を急いでいるように聞いております。我が国におきましては、8か月の間隔で一応接種をするということで、本日より接種が開始されていく予定に聞いておりますが、この予算計上を見るとコールセンターの強化となっておりますが、1回目の接種において非常に混乱を来して、市民の方に御迷惑をかけたことがあったと記憶しております。市長も当初現場に立ち会って相当市民の皆様方に説明をされたようでございますが、大変な状況でありました。今回のこの予算措置によって、そういったものへの対応はできているのか、まず一つお聞きをいたします。 それから、今、8か月の間隔をもって接種ということで話が進んでおるかと思いますが、こういうことがこの当市に起きなければいいかと思いますが、感染拡大がひどくなった場合、6か月ということが言われております。やはり、期間が長くなればなるほど、抗体が減少して感染率が高まるということで、6か月という接種期間が生じる場合があると聞いておりますが、当局はそういった場合対応できる体制は考えているのかをお聞きしたいと思います。 それから、もう1点。これ11月21日の日経に掲載されていましたが、5歳から11歳までの子供のワクチン接種でございます。子供は重症化が少ないがために接種をしないほうがいいということで接種をしておりませんが、子供の希望は55%が受けたい。また、その親の7割以上が希望しているみたいでございます。 そこで、厚生労働省の分科会でございますが、今、議論をしているみたいですが、承認されれば子供さんの接種が始まる可能性があると伝えられておりますが、その点、当局どのようにお考えになっているかをお聞かせください。 以上です。
    ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長鬼武輝明君) まず、商工費の関係から、3点ほど御質問があったかと思います。 まず、このたびの不況対策特別融資の件数につきまして、利用件数でございますが、10月末現在で52件の利用がございます。令和2年度の利用状況につきましては6件でございましたので、前年度と比較いたしましたら46件の増加という状況となっております。 また、利用状況の内訳、業種別には件数が多いのはどこかというそういった御質問だったかと思うんですが、業種別につきましては、まず一番件数が多いのは建設業の関係、建設業が3割、次いで小売業が2割、製造業が1割といった利用状況になっております。いずれも市内の事業所の数が多い業種が高い割合になっているという状況でございます。 最後に地域の現状ということでございますが、この制度融資の状況からも見ますと、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた最も深刻な打撃を受けた宿泊、飲食サービスにおきましては、感染の初期段階、昨年の早い段階での制度融資の利用があったのではないかなというふうに感じております。 現在の利用状況については、既存の借入金の借換えですとか、手元資金の確保、そういったことで利用が増えているというような状況だと認識をしております。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 瀬来健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(瀬来輝夫君) 衛生費のワクチン関係の予算についてのお尋ねをいただいております。 まず、コールセンターでございますけれども、議員御指摘のとおり、前回の今年の春先の予約の際には混乱をいたしておりました。 このたびの予約受付体制につきましては、前回に引き続きコールセンターへの電話予約、またインターネットによるウェブの予約、こういった方法を中心に予約を受けていくこととしております。 ただ、前回と違いますのは、今回は3回目接種の当初から個別接種を予定しておりますので、かかりつけのお医者さんでの接種を希望される方等につきましては、直接病院への予約も可能であるというふうに、前回とはちょっと体制が異なっております。 コールセンターの混乱の解消でございますけれども、もちろん同じような混乱は避けるように、今、検討しておるところでございます。コールセンターの職員が10倍になるというようなことではございませんで、このたびは予約の仕方をちょっと工夫をするようにしておりまして、接種できる枠の数だけの人数分の接種券を送付するということで、接種券が届いて速やかに予約、コールセンターにつながりにくいかもしれませんが、予約ができれば必ずその方の分は確保できるというふうにしたい。順次、予約を受けるようにしておりますので、前回のような混乱は避けられるというふうに認識をしております。 それと、原則8か月だが6か月への対応はどのように考えるかというようなお尋ねであったと思いますけれども、原則は8か月ということでございます。国が申しております6か月というのは、原則を外れるような事例が発生した場合でございまして、これは国が想定しておりますのは地域によっては感染が爆発的に拡大をしているというようなときには、その8か月にこだわらずワクチンがあればという前提ではございますけれども、前倒しで接種することも可能というふうに聞いております。 ただ、これには条件がございまして、国に相談をするようにというふうなことが前提であるようでございます。ですから、あくまで自治体の判断でワクチンがたくさんあるから潤沢にあるから、8か月たっていない人も打って行こうというようなことは避けるようにというような前置きがあったというふうに思います。 それと3点目の5歳から11歳の子供に対するワクチン接種でございますが、議員御承知のとおり、現在のところは12歳以上が対象でございまして、先ほど議員が申されましたとおり、現在、厚労省のほうで国のほうで審議中でございますので、まだ決定されておりません。ただ、国のほうからは審議中であるので、準備だけはしておくようにというような通知がございますので、そういったことも想定して準備を進めているとこでございます。 ただ、このたびの予算、この9,100万円の中には現行の制度の中での3回目接種分の予算でございますので、年度の途中で5歳から11歳の小児についても接種をはじめるというようなことが正式に決まりましたら、また改めて予算措置をさせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(中村隆征君) 永田憲男議員。 ◆14番(永田憲男君) ワクチンに関しましてはよく理解をいたしました。 1回目のものを踏まえてスムーズに接種できることをお願いしておきたいかと思います。 それで、次の質問でございますけど、商工費の関係でございますけど、私は当初は基幹産業がしっかりして余り影響を受けていないということで、それほど経済の落ち込みは、飲食業、宿泊業、そういったものを除いてないと認識をしておりました。 先日も建設経済水道委員会で、商工会議所のほうにお伺いしまして、地元の経済会の代表の方といろいろ話をした中で、余りコロナ禍の影響は受けていないと。むしろ失われた20年と言われるバブルがはじけてからの平成の20年間、ほとんど成長がなかったわけでございますが、そのほうの影響を発言された方が多く、安堵したというのはおかしいですけど、やはり日本は早い時期に高度成長に転換をしなければ大変な国になってしまうんではないかと。先日もある集まりで「先進国の日本が」という発言をされましたので、「奥様お言葉を返すようでございますが、日本はもう既に先進国じゃあございませんと。後進国の域に入っていっている状態であります」ということを申し上げたとこでございますが、さて、それはさておき、現実厳しい企業はコロナ関係のこの特別融資のおかげで、今、現状は倒産を抑えられていると思います。 しかし、これから猶予期間が終わり、返済などが始まれば、各企業、今の経済状況では大変な状況になるかと考えております。経営の立て直しについて、それぞれの企業が取組を手探り状況でやっておりますが、経済を全体的に底上げする政策などが必要ではないかと思います。 当局といたしましては、昨日の議会で給与の改定のことに関しまして、消費がかなり落ち込んでいくんではないかということで、むしろそれを補うためにくだまる商品券などの発行を行って、消費の喚起を行っているというような御発言がございましたが、ほかに何か当局として、今、政策をお考えになっているのかをお尋ねします。 また、最も怖いことは、このコロナ禍中小企業の間で制度融資を中心に借入金が膨れ上がっております。そうした結果、大きな借金を抱えて事業承継が今から問題になってくると思います。私にも息子がおりますが、いずれ後を継いでいただくつもりでおりますが、そういったときに、大きな借金を背負ってまで俺はせんよということになると、企業倒産の多発が出てくるんではないかと非常に懸念をしております。 それでなくても山口県は、事業承継が全国的なレベルで下から2番目の県でございます。非常に企業倒産が多発すれば、地元で働く場所がなくなるといった問題も生じてくるかと思います。 昨日の新聞ですか。人口増の記事がありましたが、県下で唯一下松の欄だけが人口増ということで、非常にうれしい感情を抱いたわけでございますが、そういった問題がこのコロナ禍によって、アフターコロナによって生じる可能性は必ずあると私は考えておりますが、この点、自治体が考えることではないかとも思いますが、やはり自治体も考えなければいけない問題と捉えておりますが、この点はどのように、今、当局はお考えになるかをお聞きしておきます。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長鬼武輝明君) 大きくは2点ほど御質問をいただいたかというふうに思います。 市内経済の情報をということで、商工会議所との意見交換をされたと、私ども、今、貴重な意見を聞かせていただいたなというふうに感じております。 御質問のありました制度融資等、これから本格的に元金の返済が始まっていく中、市としてどのようなことを考えているかということでございますが、事業者の資金繰り、支援につきましては、これまで国のほうからも金融機関に対して何回か数次にわたる事業者対応への配慮要請というものも行われてきております。据置期間を5年とする、可能とするような融資などにも取り組まれております。 本市の制度融資につきましても、さきの6月の議会で債務負担行為を議決いただきましたように、据置期間中のみの利子補給を借入れ後の3年間の利子補給まで拡充するという内容について議決をいただいて、事業者への負担軽減を図っているところでございます。 先ほど御指摘のあった、これから本当、元金の返済が本格的に始まってまいりますので、事業者の経営安定を図るための施策について、今後検討してまいりたいというふうに考えております。県や国の制度の動向も注視しながら、また商工会議所をはじめ金融機関とも連携をして、対処してまいりたいというふうに考えております。 それと大きくもう1点として、経済全体の底上げの対応、底上げしていくような対策はこれからの施策ということで御質問があったかと思います。 まずは、このたび補正予算をお願いしております制度融資の充実、これを迅速に対応する、これを図ることで事業の継続、雇用の維持につなげていきたいというふうに考えております。その上で、現在、実施させていただいております消費喚起、また市民生活の応援、そういったことを目的にくだまる商品券とプレミアムチケット販売事業、こちらのほうをダブルで展開をさせていただいております。 この2つの商品券事業については、県内19市町では、多分下松市だけではないかなというふうに思っております。このダブルの効果で市内経済を活性化させていきたいという強い思いがございます。今後も切れ目ない事業者支援支援施策を講じるためにも、やはり事業活動、また雇用情勢をしっかり把握しながら、底上げにつながる施策をこれも検討してみたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) ほかに質疑ありませんか。田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) それでは、歳出のほうで何点か質問をいたします。 上から順番に行きますが、まずは衛生費の中で成人保健対策費というのがございます。健康管理システム、健診情報連携システムの整備という項目がありますが、これの健康管理システム、健診情報の情報の中身についてお聞きをいたします。それが1点。 そして、連携をするということのようでありますが、連携先ですね。どこと連携するのか。国の機関と連携するのか、その辺がよく分かりません。その内容について説明を求めたいと思います。 それから、感染症予防費、コロナウイルスワクチンの接種事業関係でございますが、御承知のように今日の新聞に日本国内で初めての新しい変異株、オミクロン株の感染者が発見されたということがございました。非常に速いテンポでパンデミックといいますか、そういうことが危険性が非常に高まってきているようにも思います。対応が必要だと思うんですが、WHOがいわば警告をしておりますように、これまでの変異株とはちょっと性質が大きく変わっておるというんで、注意をしなければいけませんよということが言われておりますが、このワクチン接種の事業の体制についても、今までのような形でいいのかどうなのか。情報がちょっとまだ少ないですから、対応の方針というのは出ていないのかもしれませんが、もし情報があればお聞きをしておきたいというふうに思います。 それから、ずっと行きまして土木費。西市沖生活道改修工事の延期による減額がございますが、この延期の理由についてどういうことがあったので延期をされたのか、復活をする可能性があるのか、全くもうやらないのかについてですね。 それと併せて斎場の建設に関連をいたしまして、周辺の環境整備を行うということが言われております。環境の整備に総額としてどれだけのお金が投入されるのか、さらに既に工事内容は決定をされておるのか、今後まだ検討は加える項目があるのかどうなのか等々について、この環境整備の状況についてお示しをいただきたいと思います。 それと最後です。 一番下の公債費。市債の一部繰上償還を行うものというふうにありますが、どの部分の市債なのか。私は多分これは公営住宅ではないかなというふうに思っていますが、どの市債の償還をしたのか、一部繰上げをした理由について、これについてお聞きをしておきたいと思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 瀬来健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(瀬来輝夫君) まず、成人保健対策費のシステム改修のお話でございますけれども、一つ目が情報の中身ということでございました。 予算でお願いしておりますのは、健康管理システム、健診情報連携システム整備事業264万円ということでございますけれども、内容的には個人、市民の方がマイナポータルを通じて健診情報を閲覧できるようにするために必要なシステム改修を行うものでございまして、本市の健康管理システムと本人さん、アプリか何かを通じて、自分の健診情報が分かるというようにするためにシステム改修を行うものでございます。 それと──そうですね。今のはじゃから、2つ目の連携先は国かということでございますが、そうではないということでございます。 それと、ワクチンの接種体制のお話でございますけれども、オミクロン株ですか、新たな変異株が国内でも確認をされた。この方は外国の外交官でございまして、まだ日本人にということではないようでございますが、ただ同乗されていた飛行機の中に70人ほど濃厚接触者もいらっしゃるということで、東京都民もかなりの数いらっしゃるというふうに聞いておりますので、なお情報に注視していきたいなとは思っておりますが、この変異株がまだ分からないことばかりでございますので、これがさらなる感染拡大を引き起こすのかどうか、海外ではそういうふうに言われておりますけれども、まだ情報がありませんので不確かなことは言えませんけれども、ワクチン接種、まだまだこの新型コロナウイルスはWHOが言っておりますがパンデミックの状態でございます。世界的大流行の状態でございますので、ワクチン接種に当たっては感染が拡大しないように密を避けながら、そういったことにも今まで以上に配慮しながら取り組んでいきたいなというふうに考えております。 現在のところは、それくらいの情報しか持ち合わせておりません。 ○議長(中村隆征君) 松井生活環境部長。 ◎生活環境部長(松井淳君) 西市沖の生活道舗装工事の減額理由ですが、新斎場建設に係る周辺環境整備事業の一つであります。 この工事やる際に協議したところ、ガス管、水道管の本管が舗装する路面の真下にあるということで、舗装剥ぎ取りの際、老朽化した管の破損が想定されるため、ガス、水道の更新工事を行った後、アスファルト舗装を行うということになりました。 ですので、ちょっと遅れまして、水道管の更新、ガス管の更新を行った後、アスファルト舗装を行いますので、この工事が令和3年度予算として繰越して、令和4年度に繰越しても、令和5年3月に終了しない可能性もございますので、絶対大丈夫と言えませんので、繰越しの繰越しがちょっと認められませんので、このたび減額して、令和4年度の予算としてまた新たに計上したいと思います。このことについては、地元の方も御了承済みでございます。 その他の工事についてですが、新斎場の建設事業費は30億円ありますが、そのうちの約10%の3億円を環境整備に充てるということで、3市の了解を得ております。 このほかの工事につきましては、ちょっと今日手元に持っておりませんが、令和3年度の当初予算で年次計画を立ててお示ししております。また、このたび変更になりましたので、令和4年度の当初予算のときに、また年次ごとの工事内容をお示ししたいと思いますので、御了承いただけたらと思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 真鍋企画財政部長。 ◎企画財政部長(真鍋俊幸君) 公債費の御質問かと思います。 まず対象事業でございますが、おっしゃるとおり令和2年度の旗岡住宅の建設事業のときに借りた起債でございます。 繰上償還の理由でございますけれども、繰上償還といいますか、起債協議をしておりますときに借りれるだろうと思っておった部分が、ちょっと一部借りられなくなったということがありますので、その事務上のやり取りの中でその部分を先に償還するというものでございます。 金額についてはここに掲載しておりますとおり、利息等含めて970万円ということでございます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) ほかに質疑はありませんか。山根栄子議員。 ◆18番(山根栄子君) 1点だけお伺いします。 先ほどワクチン接種の接種券を順番に送付していくというお話があったかと思うんですが、市民の方は大体その順番はどうなのかというお問い合わせが必ずあります。この辺の予定をお聞きします。 ○議長(中村隆征君) 瀬来健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(瀬来輝夫君) そうですね。ワクチン接種の接種券を順次送付するということでございます。まさか3回打つようになるとは思ってもいなかったんですけれども、ただ現時点の実績としましては、2回目を打ち終えた人の日付なり順番といいますか、打った順というのがこれ確定しておるわけでございます。ですから、原則8か月を経過した人という大原則がございますので、その方に対して小分けにしながらといいますか、先ほど永田議員のとこでもお答えしましたけれども、順次その接種ができる枠の数に見合った接種券を送付するということでございますので……どう言いますかね。ちょっとまたワクチンの将来的なものが、当面のものしかまだワクチン配分が決まっておりませんので、何月に打った人が何月に打てるというところまでははっきりしていないとこもございますけれども、8か月を過ぎるころから接種券が送られてくるというふうに御理解していただいたんでよろしいかと思います。ですから、仮に今年の5月に2回目が終わった人は、年明けということになります。 現在予定しておりますのは、医療従事者がまず優先されますので、医療従事者が今月もう12月からですけど、12月で一部1月までかかります。基本的には医療従事者の方を12月と1月に接種をいたしまして、一般の次に優先されるのが高齢者でございますので、高齢者の方を2月からと、接種を開始するというふうになりますので、御自分の2回目が終わった月数の8か月後に接種券がやってくるというふうに御理解いただいたのでよろしいかと思います。 ○議長(中村隆征君) いいですか。ほかに質疑はありますか。金藤哲夫議員。 ◆28番(金藤哲夫君) この案件は、総務教育委員会でまた審査をさせていただくわけでありますが、僕は債務負担行為のところでお尋ねをしたいんですが、下松市東陽コミュニティーセンターの指定管理料、それから下松市農業公園の指定管理料について、この金額を端的に判断をしますと、従来の管理料よりは減額がされているかというふうに理解をするのですが、例えば農業公園の分もでありましたら、年間500万円の指定管理料で契約がされておったかと思いますが、これによりますと年間340万円になっています。それから、東陽コミュニティーセンターのほうもこの金額を判断しますと、年間でいきますと58万6,000円ぐらい減額になっておるかと思います。 この下げた理由と、それから農業公園につきましては、開設当初は5年の指定管理の期間でありましたが、近年は1年であったり、2年であったり、これまた3年にあるわけですが、今後の指定管理の期間について、どういった方向性をお持ちなのか、そのことについてお尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長鬼武輝明君) 私のほうから、農業公園の指定管理料の債務負担行為ということでございます。 説明資料のほうに債務負担行為の名称、期間、限度額等が記載をされており、この期間につきましては後ほどの議案審議もございますが、指定管理の期間は令和4年度と5年度の2年、前回と同様ということになっております。 ここの記載について、令和3年度から5年度とありますのは、令和3年度に債務負担を設定して、実際の指定管理期間につきましては、令和4年度と令和5年度の2か年ということでございますので、指定管理料は1,020万円ですので1年間510万円、こちらのほうは増額をさせていただいております。そういう内容でこのたび債務負担行為のほうを設定させていただいております。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 原田地域政策部長。 ◎地域政策部長(原田幸雄君) 東陽コミュニティーセンターの指定管理料の御質問をいただきました。 このたび、また後ほど議案が提案されますけれども、指定管理として令和4年度から6年度の3か年、指定管理としてお願いすることに提案をさせていただくようになります。 指定管理料につきましては、特に金額の変更はないと思いますけれども、地元の方々と協議を進めまして、値上げについてはかなり御意見をいただいたんですけれども、据置きということで処理をさせていただいておりますので、その辺りの提案をさせていただいているところです。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに質疑はありませんか。阿武一治議員。 ◆15番(阿武一治君) 選挙費のところで、金額は110万円ほど上がっておりますよね。これがはがきを今度一人一人配布するということの増額分と考えていいと思うんですが、その目的とか効果とかをどう考えていらっしゃいますか。 ○議長(中村隆征君) 金近選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(金近正太郎君) 選挙における入場券はがきを1人1枚にした効果等の御質問でございます。 入場券はがきは、現在、2人ほど載せれるような形の入場券はがきを現行やっているんですけど、県知事選挙からこれを1人1枚にして、裏面に期日前投票の宣誓書を書けるような形で御用意させていただこうと思っています。 これによる効果は、宣誓書を自宅で気軽に書いて選挙に気軽に行けるように、選挙に参加できるような状況を整えるということが主たる目的でございます。その効果等につきましては、まだ今から始めることなので分かりませんが、従前よりは行きやすいようになるであろうと予測しております。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 阿武一治議員。 ◆15番(阿武一治君) 110万円に見合う効果が出てくるというふうに思っていらして、やられるんだろうと思うんですが、これ市議会議員選挙だけじゃなくて、毎年いろんな選挙がありますよね。だから、今からの110万円、10年間で幾らになるかということを考えると、この費用をどこかで回収せんといけませんよね。 そこで私提案するんですけどね、私の次の一般質問に関連するからここで言わしてもろうとるんですが、例えばタクシー会社のPRをはがきのところに載せるとか。(笑声)おかしいですかね。おかしくないと思うんだけど、そういうことは考えられましたか。またはよその市でそういうことがありませんでしたか。研究しておられると思いますが、いかがですか。 ○議長(中村隆征君) 金近選挙管理委員会事務局長。 ◎選挙管理委員会事務局長(金近正太郎君) 今、そういう経済活動と選挙というものをちょっと絡めるようなお話ではあるとは思いますが、選挙管理委員会のほうではそういうふうな経済活動と選挙というものを区別して基本的には考えておりますので、そういうものをちょっと、今、現在で考えている状況にはございません。他市でそういう事例があったかどうかは分からないんですが、他市の状況もいろいろ見ていってはおります。 それと、あと経済的効果ではございますが、この様式を変えることによって投票率が上がるかどうかというのは、また今から見ていくお話でございますが、県内が1人1枚の様式が多いような状況でございます。システム改修におきまして、市独自のものがあると、なかなかそこで費用がかかってきたりするような状況がございます。今から総務省もそういう統一様式に変えていくような方向でございますので、そういう面では長く見た場合にそういう費用対効果が出ると考えております。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 阿武一治議員。 ◆15番(阿武一治君) 選挙にそういうその経済的なものを入れるのはどうかと疑問があるというようなお話でありましたけれど、そもそもこの110万円をやったからといって大きい効果が出るというのは私自身は考えにくいんですけれど、少なくとも幾らかその110万円の回収、つまり10年間なら一千何百万円になると思うんですがね、いろんなあれがありますから。そのことについて、財政を預かっておる企画財政部長、これ今の発言をどう思われますか。このいろんな機会でPR効果を求めるというとこ、まあまあPR収入を求めるというようなことは考えていかんにゃいかんと思うんですがね。これ10年間で1,100万円になるんですよ。これをぜひ考えてほしいと思いますが、いかがですか。 ○議長(中村隆征君) 真鍋企画財政部長。 ◎企画財政部長(真鍋俊幸君) 選挙はがきに限らず、広告収入を得て、いわゆる稼ぐということをしたらどうかという御意見かと思います。 御意見には賛成いたします。今、例えばネーミングライツもそうですし、下松駅のエレベーター等もそうですけど、積極的に収入を得られるものは得ようということで取り組んでおります。 ちょっと社会経済活動とか、選挙の兼ね合いとかもあろうかというふうな、今、局長の発言もございましたけれども、全体的に稼げるものは稼ぎたいというふうに考えておりますので、市長部局、各事務局含めて積極的に検討したいと思います。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) ほかに質疑はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 簡単なことを1個、建設部長さんにお尋ねをします。 この議案に関係をして、残土処理場の関係の航空写真を資料として提出いただいて、非常に分かりやすいことになったというふうに、その辺はそのように評価をしたいと思います。 それでイロハの話なんですが、この残土処理場の設置目的は建設残土なのか、説明書では災害時に発生残土というふうな説明になっているかと思うんですよね。その辺では、建設残土でもそういう残土処理時はかなり必要性がいつの場合もあるというふうに思うんで、その辺りは建設残土も含めて、ダムの上の処理場を拡張してそこで処理をするというふうに理解をしてよろしいですか。1件だけ。 ○議長(中村隆征君) 原田建設部長。 ◎建設部長(原田克則君) この残土の処理場につきましては、議員さん御存じのように、平成2年度末をもって閉鎖しております。 今、民間の残土処理場を指定しておるんですけれども、これにつきましても、一応そこの残土処理場が20年はもつだろうと。5年間協定を結んで、今、そちらのほうを指定というとこにしておるんですけれども、やはりいざ災害が起きたときにやっぱり自前のものがないと、残土の処理するところがないがために、やっぱり復旧工事が遅れるということになると市民の方に迷惑かけますので、まずそれをどうするかということで始まりました。 これ5か所からちょっと1か所選んだんですけれども、ここが一番いいだろうと。というのは全部市有林ですから、用地の交渉もかからない。実際、運用するには、当然災害残土を入れますけれども、通常の公共建設の残土も入れます。そういうことで理解していただければと思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第58号は、総務教育委員会に付託をいたします。 △日程第5.議案第59号令和3年度下松市国民宿舎特別会計補正予算(第2号) ○議長(中村隆征君) 日程第5、議案第59号令和3年度下松市国民宿舎特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第59号令和3年度下松市国民宿舎特別会計補正予算(第2号)について、御説明を申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ383万円を追加し、補正後の予算総額を2億8,658万円とするものであります。 具体的には、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い休業要請を行った国民宿舎大城休業期間中の施設管理維持体制持続化事業費として、383万円を計上しております。以上の財源として、繰入金を充当するものであります。 以上、概略を御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第59号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第59号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第59号令和3年度下松市国民宿舎特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。 お諮りいたします。議案第59号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第59号は、原案のとおり可決されました。 △日程第6.議案第60号下松市体育施設条例の一部を改正する条例 ○議長(中村隆征君) 日程第6、議案第60号下松市体育施設条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第60号下松市体育施設条例の一部を改正する条例について、御説明を申し上げます。 この議案は体育施設の利用者に対するサービスの向上及び管理運営の合理化を図るため、利用区分及び利用料金に係る規定を整備するものであります。具体的には、これまで専用利用時のみ可能であった営利活動について、一般利用時においても行えるよう見直しを図り、令和4年度から施行するものであります。 以上、議案第60号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 今の市長さんの説明でよく分からないんですが、サービスの向上、運営の合理化ということが提案理由なんですが、一般利用、営利の場合にはそういう利用すると、お貸しするというそういうものは条例にあったんですが、一般利用での利用を、ですからスポーツ以外の利用というふうなことに体育施設を提供するということなんですか。そういうあんまりちょっとそういうこちらのほうの発想がなかったので、その辺りはどういうケースが考えられるのか、ちょっと説明していただけますか。 ○議長(中村隆征君) 原田地域政策部長。 ◎地域政策部長(原田幸雄君) 利用の種別についての御質問だと思います。 利用につきましては、専用利用と一般利用というのがあります。専用利用というのは体育施設の利用者が1つの体育施設全部を4時間以上利用する場合が専用利用という言い方をしております。一般利用は体育施設の利用者がほかの利用者と共用して利用する場合の利用ということで言っておりますので、この一般利用ということにつきましては、会場の使い方の問題ということになりますので、利用の種別ということで御理解をいただきたいと思います。 ○議長(中村隆征君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 今の御説明、ちょっとまだよく分からない。 営利目的で体育館等をお借りする、それは今までもあったと思うんですが、一般利用というのは様々な集まりをやるときも、スポーツ以外のそのときにそのスペースをお貸しする、そういうふうに窓口を広げるというふうに理解、そういうふうなことですか。 ○議長(中村隆征君) 原田地域政策部長。 ◎地域政策部長(原田幸雄君) 一般利用の解釈がなかなか伝わっていないのかもしれませんけれども、基本的には体育施設ですからスポーツをするための施設ということになるんですけれども、その体育館でスポーツ以外のことをされる場合も当然あると思います。 その中でも、営利活動や商業宣伝に使われる場合もあると思うんですけれども、先ほどお答えさせていただきましたけれども、この一般利用という言い方は専用利用に対する一般ということなので、そこで何をするとかいうことではなくて、その体育施設の利用の仕方ということで御理解いただきたいなと思うんですけれども、よろしいでしょうか。 ○議長(中村隆征君) ほかに質疑はありませんか。田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) なかなか難解な、今、質疑であります。 議案の中に一覧表がございます。例えば別記3(2)一般利用、これスポーツ公園の体育館のことだろうと思うんですが、その中に営利または商業宣伝を目的としないもの、一番上の卓球ですよね、アリーナの卓球。それで、その次の項目にアマチュアスポーツ、レクリエーションまたは文化行事、その他というのがございますよね。このその他というのがちょっとよく分からないんです。どういう形でこの卓球をするのか、卓球するのにアマチュアスポーツに対応するのはプロスポーツですかね。よく分からないんですが、その他として上げてあるのは何を想定されておりましょうか。 ○議長(中村隆征君) 原田地域政策部長。 ◎地域政策部長(原田幸雄君) 利用区分のその他のところですけれども、これはこの表を素直に読んでいただきますと、営利または商業宣伝を目的としないもので、ここにも書かれてありますけれども、アマチュアスポーツ、レクリエーションまたは文化行事、これ以外のことということで、本来の施設の利用に即した内容のいろんなイベント行事ごとになります。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議題第60号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第60号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第60号下松市体育施設条例の一部を改正する条例を採決いたします。 お諮りいたします。議案第60号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第60号は、原案のとおり可決されました。 会議の途中ですが、10分間休憩をいたします。午前11時06分休憩 午前11時16分再開 ○議長(中村隆征君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第7.議案第61号指定管理者の指定について ○議長(中村隆征君) 日程第7、議案第61号指定管理者の指定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第61号指定管理者の指定について御説明を申し上げます。 この議案は、指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決をお願いするものであります。 具体的には、東陽コミュニティーセンターについて、指定管理者制度における指定の期間が来年3月31日で満了となりますので、本施設の指定管理者として引き続き、東陽コミュニティーセンター管理運営協議会を指定するものであります。 以上、議案第61号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第61号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第61号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから議案第61号指定管理者の指定についてを採決いたします。 お諮りいたします。議案第61号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。 △日程第8.議案第62号指定管理者の指定について ○議長(中村隆征君) 日程第8、議案第62号指定管理者の指定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第62号指定管理者の指定について御説明を申し上げます。 この議案は、指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決をお願いするものであります。 具体的には、下松市農業公園について、指定管理者制度における指定の期間が来年3月31日で満了となりますので、本施設の指定管理者として引き続き、下松市農業体験型交流施設管理委員会を指定するものであります。 以上、議案第62号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。金藤哲夫議員。 ◆28番(金藤哲夫君) 農業公園の指定管理について何点かお尋ねをしたいと思います。 先ほど債務負担行為のところで、年10万円の増額をお願いしたいということで、これでいきますと年間510万円になるわけであります。気になるのが、その10万円もさることながら、2年という指定管理期間であります。農林業をはじめ漁業もそうでありますが、そういった分については、長期的な展望に立った管理運営が必要になる業種であります、農業、林業、漁業は。そういったところで、2年とする最大の理由は何なのか。私は、将来的にわたって農業公園が市民の本当の憩いの場、農業を促進する場としての大きな役割を担っているというふうに理解をし、今日まで関心を持って見てきたところでありますので、長期的な展望に立って農業公園を管理する必要があると思うわけでありますが、2年と限定するその最大の理由をお示しいただいたらと思います。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長鬼武輝明君) 農業公園の指定管理料につきましては、議員御指摘のように、管理運営業務の経費について、510万円の指定管理料を2年間で1,020万円債務負担行為をお願いするということでございます。農業公園の指定管理の経費につきましては、大体年間850万円前後というふうになっております。その6割から7割が賃金ということでございます。指定管理料の大部分がその賃金に相当いたしまして、圃場の維持管理、農業体験指導の日当など、そういった賃金に相当しておりまして、若干のベースアップも含めて10万円の増額ということで、債務負担をお願いしたということでございます。 それで、なぜ指定管理期間が2年なのかと。長期展望に立って管理運営するべきではないかと。まさに議員御指摘のそういった長期的な展望に基づいて農業公園の管理運営していく必要があろうかと、そこは感じておるところでございます。 現在、会員の方は35名いらっしゃいます。新規会員についても、令和元年に1名、令和2年に5名の方が加入をされております。今年になりましても、ホームページを見て農業体験をされた方ですけど、30代の女性が加入してみよう、やってみようかなというようなお問合せも届いているところでございます。 少しずつではありますが、組織が若返って、また活性化が見られる一方で、これまでの役員の方も交代をされております。前回の指定管理期間が2年間ということでございました。この2年間は、新型コロナウイルスの影響で何かと農業公園まつりも中止になりました。なかなか思い切った活動が展開をされず、また、業務の引継ぎにつきましても、なかなかスムーズにできなかったという声を聞いております。そういうことからも、もう一度前回と同様、2年間で、この2年間で組織をさらに活性化して、議員御指摘のように、長期展望に立った指定管理期間に、そういった状況が生まれてくるのかなというふうに思いますが、まずは、前回同様2年間の指定管理期間で進めていきたいということで、管理委員会と定例会で協議が整いましたので、このたび議案として提出させていただいたという経緯がございます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 金藤哲夫議員。 ◆28番(金藤哲夫君) 今の説明で特に異論を申し上げるつもりもありませんが、少しずつでもそういった広がりをみせているということで評価をしたいとは思うわけですが、この辺りで、やはり私も何回か委員さんとも話もしましたが、せっかく農業公園に作業に出ても、仕事がないから帰ってくれと言われることがたびたびあるというような話も伺っております。そういったことから、やはり先ほどから申し上げているように、長期的な展望に立って、その農業公園の計画、事業の推進のための計画もきちんと出される必要があろうかと思うんです。 1つお尋ねをするんですが、今、農業公園体験型交流施設管理委員会のほうに指定管理をするわけですが、これを広く公募をする考え方はないのか、その1点だけお尋ねをしておきたいと思います。 ○議長(中村隆征君) 鬼武経済部長。 ◎経済部長鬼武輝明君) 指定管理者につきまして公募していく考えはないかということでございますが、現在のところは指定管理者である管理委員会のほうに、地域に根差した活動をしていただいておりまして、地域の農業振興という観点からも、たくさんの農業公園の申込みも多く人気もあります。感謝の声も届いている状況でありますので、現在のところは指定管理者にお願いしております管理委員会で継続していきたいというふうに思っておりますが、今後の協議の過程では、やはり直営ということはありませんので、公募という考え方も表れてくるかなというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第62号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第62号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから議案第62号指定管理者の指定についてを採決いたします。 お諮りいたします。議案第62号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。 △日程第9.議案第63号下松市附属機関設置条例の一部を改正する条例 ○議長(中村隆征君) 日程第9、議案第63号下松市附属機関設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第63号下松市附属機関設置条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 この議案は、都市再生特別措置法第81条の規定による立地適正化計画の作成等に関する事務を行う下松市都市再生推進協議会を設置するため規定を整備するものであります。 以上、議案第63号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
    ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第63号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第63号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから議案第63号下松市附属機関設置条例の一部を改正する条例を採決いたします。 お諮りいたします。議案第63号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。 △日程第10.議案第64号下松市工業用水道事業分水納付金に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(中村隆征君) 日程第10、議案第64号下松市工業用水道事業分水納付金に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第64号下松市工業用水道事業分水納付金に関する条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 この議案は、水源開発に係る企業債償還が終了することに伴い、分水納付金の額を改定するものであります。 具体的には、工業用水道料金算定要領の規定による総括原価方式により算定した額を基に、現行の分水納付金11円29銭を4円65銭に改定し、令和4年度から施行するものであります。 以上、議案第64号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) 参考資料がついておりまして、改定の中身の説明があります。非常に私も分かりづらいので少しお聞きもしてきたんですが、単純にいって、現行の工業用水のトン当たりの単価、これは、料金が11.35円、分水納付金が11.29円、合わせて22.64円が現行の工水単価、これが、今ありましたように、企業債への償還が終わったということを理由にして、工水単価が16円になるということで、この16円の中で、11.35円の旧来の料金はそのまま、したがって、16円から11.35円を引いた残り4.65円、これが新しい分水納付金になるんだということでいいのかどうなのか。それがまず1点。 それから、この分水納付金は、工業用水道事業会計の中で、分水納付金として営業収益のほうに上がっております。これは、ここでは、この説明では、分水納付金と書いてございますが、現在の決算書、これは令和2年度の決算書ですが、ここでは、45ページに収益費用明細書というのがございます。この中で、事業収益、営業収益、その下が給水収益、水道料金、この分水納付金に当たるのは、その下のその他営業収益の部分の雑収益、これ全部かどうか分かりませんが、この部分に該当するのかどうなのか。その点が2つ目です。 それと、工業用水道事業会計に算入された分水納付金です。これから水道会計への資金の流れがあるのかどうなのか。あるんであれば、どのような形でそれが水道会計のほうに移されているのか。これが3点目。 それに関連しまして、水道会計への影響額が発生をするのかどうなのか。それだけをまずお聞きをします。 ○議長(中村隆征君) 古本上下水道局長。 ◎上下水道局長(古本清行君) まず1点目の分水納付金の額ですけども、田上議員がおっしゃいましたように、新たな分水納付金の額は4円65銭、これで間違いございません。 2点目の順番がへこさかになって大変申し訳なんですが、まず分水納付金で収入したものについては、水道会計のほうに負担金という形で出しております。ですから、水道会計の中に他会計負担金での収入があろうかと思いますけども、その中に組み込まれておるというふうに理解しております。 それと、決算書の関係についてなんですけども、これは、あくまでも料金という形では分水納付金はありませんので、一応項目は違うところでの収入という形で決算はとっておるというふうに理解をしていただければと思います。 水道会計への影響ということになりますけども、やはり、ここ最近であれば、約8,000万円前後、これが工水会計から水道会計のほうへ行っております。ですから、単純に今後の分水納付金としての収入したものを水道会計に出すのは、やはり2,000万円から3,000万円の間になるのではないかと思っておりますので、例年ベースからいくと5,000万円程度の収入が水道会計からはなくなってくるということになろうかと今は思っております。 それと、すみません。2点目を、大変申し訳ないんですがお願いいたします。 ○議長(中村隆征君) 田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) この決算書の中に下水道の決算書があります。これのどこの項目にあるのかということを一応確認をしたかったんです。その他の営業収益の部分に入っておるのかという質問をしたわけです。 ○議長(中村隆征君) 古本上下水道局長。 ◎上下水道局長(古本清行君) すみません。ちょっと今、私、決算書持っていないんで、即答できないんで、これはちょっとお答えはできませんので、お許しいただければと思います。これ委員会付託になろうかと思いますので、そちらのほうでお答えをさせていただきます。 ○議長(中村隆征君) 田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) それで、工水の関係で、要は事業者のほうから見れば負担が少なくなるということですよね。今の水道会計へも一定の影響があると。歳入の減があるというふうに言われました。ちょっとあとこの企業債がどういう位置づけになっておるのかというのが非常にはっきりしないんですが、水道のほうのトン当たりの単価、これも下がるんですか、下がらないんですか。その辺り、もし企業債が両方の関係になっておれば、そういうふうに考えられるんですけれども、そういうことはありませんですか。 ○議長(中村隆征君) 古本上下水道局長。 ◎上下水道局長(古本清行君) 恐らく水道会計で償還をしておるからということでの分で水道の料金への影響も出るんじゃないかというふうなことなんですかね。あくまでも、それぞれの料金については、個別のもので計算いたしておりますので、水道料金への影響というのは出ません。ですから、そもそもこの分水納付金の起債の償還ということになると、確かにおっしゃいますように、水道会計で借り入れた償還金の一部を工水会計に負担をお願いするという形になっています、決算上というか財政上はですね。ですから、それも加味した上で料金等というのは計算をいたしておりますので、これが変わるから水道料金の単価も見直しになるかということではないです。あくまでもそういう収入があっての単価計算をいたしておりますので、その辺についての水道料金への影響についてはございません。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに質疑はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 今の上下水道局長の、私は、この単価を、あれを下げるということで、そもそも論は末武川ダムを建設をするときに、ダムの建設費が上水の会計を、水道会計を圧迫するというふうなことで、今でも68円で全国で何番目とかいうふうに言われていますが、当時はトン25円だったんです。25円が68円まで跳ね上がったんです。もっと跳ね上がる予定だった。それで、とてもじゃないが、市民負担は耐えられないというふうなことで、いろいろ議論がなされる中で、全国で初めてか2例目かだと思うんですが、分水納付金制度というのを採用したんです。今おっしゃったように、企業債に関わるその負担を工水のほうに一定の部分を負担をしてもらうというふうなことで、分水納付金という、他にあんまり例のないような、そういう制度を採用して今日に至るということだったと思うんです。 上水会計には影響しないということなんですが、今68円になったのは、やっぱり水道、このダムの建設が大きく影響して、企業債の償還は終わったかもしれんが、68円という価格は、今の段階では下げる、25円から68円に上がった、その影響はもろにまだ受けているわけです。その辺りについては、局長のところではどういうふうにお考えなのでしょうか。25円であったのはお認めになると思うんです。なぜ68円になったのか。そういう企業債の償還が終わって、企業の負担は減るけれども、市民の負担は減らないということになるんじゃないのかなというふうに、経過をずっとたどったときに、そういう印象を受けるんです。水道会計に影響はしないということなんだけれども、68円に上がっているというのは影響しているということではないのかなと。その辺りについて、委員会に付託されるあれですから、その辺りのところをちょっと突っ込んだ議論も委員会でなされるのかと思いますが、その辺り、上下水道局長のところで、水道料金が68円にぼんと3倍近く上がったということについて、どういうふうに認識をし、そこについて、水道会計に影響しないということなんだけれども、影響しないだけで終わってええのかどうなのかというのは、経過をたどったときにクエスチョンマークがつくんですが、その辺りはどういうふうにお考えなのか確認をしておきたいと思います。 ○議長(中村隆征君) 古本上下水道局長。 ◎上下水道局長(古本清行君) 渡辺議員は分かった上で聞かれるんだろうと思うんですけども、確かにダムを建設して起債償還、それなりの経費がかかっておれば、単価計算をする上においては、当然御負担を頂くということは、もう原則論です。当然それに見合うサービスというのも、現実やっておると思います。このダムだけじゃなくて、それから年数たっておるわけですよね。いろいろな投資もしてきとるわけです。それが終わったからといって、全てチャラになるわけじゃないじゃないですか。新たな投資もやっていくから、その原資として料金でやっていくわけですから、それが1つ終わったからもう下がるんやと、その理屈はちょっとおかしいと思うんですけど。だから、その辺りを、ただそれが終わったから料金下げやという理屈はちょっと通らないと思います。それ以後にも、当然投資もし、皆さんには、水を供給するというサービスの提供しとるわけですから、その対価があくまでも料金なんです。 ですから、その後何もやっていないけえ下げてもええじゃないかというようなことも言われるような感じがしていけないんですけども、その辺は、議員さん十分分かった上でこういう質問されるのは、大変議員さんとしてちょっとどうかなというふうに、議員さんともあろう方がそういう質問されるのかというのは、ちょっと大変、私、寂しい思いがいたします。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第64号は、建設経済水道委員会に付託をいたします。 △日程第11.議案第65号下松市国民健康保険条例の一部を改正する条例 ○議長(中村隆征君) 日程第11、議案第65号下松市国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第65号下松市国民健康保険条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 この議案は、健康保険法施行令の改正に伴い、出産育児一時金の支給額の改定を行うものであります。 以上、議案第65号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第65号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第65号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから議案第65号下松市国民健康保険条例の一部を改正する条例を採決いたします。 お諮りいたします。議案第65号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。 △日程第12.議案第66号下松市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 ○議長(中村隆征君) 日程第12、議案第66号下松市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第66号下松市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、御説明を申し上げます。 この議案は、内閣府令の改正に伴い特定教育保育施設等による記録等について、書面に代えて電磁的記録により行うことを可能とする規定の整備等を行うものであります。 以上、議案第66号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第66号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第66号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから議案第66号下松市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を採決いたします。 お諮りいたします。議案第66号は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。 △日程第13.監査報告第4号例月出納検査報告について ○議長(中村隆征君) 日程第13、監査報告第4号監査委員から例月出納検査報告書の提出がありました。写しを配付しておきましたから御了承をお願いいたします。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。12月7日、12月8日及び12月9日の会議は、一般質問の進行の都合によって午前9時半に繰り上げて開くことにいたします。本日はこれで散会いたします。熱心に御審議お疲れでございました。ありがとうございました。午前11時54分散会 ─────────────────────────────────...